「椀ダ布ル展 漆と木綿のあれこれ」

会津の魅力再発見プロジェクト〈1〉

「椀ダ布ル展 漆と木綿のあれこれ」

2014.10.4(土)−11.3(月)

 

日本のさまざまな伝統工芸は、世界的には素晴らしい文化遺産であり、また現在でも社会的文化資源として高い評価を得ています。しかし一方で、そこに暮らす人々の日常のなかでは、「伝統的なもの」としての距離感が強く、ライフスタイルの変化や他素材の進歩などから、伝統工芸の魅力や価値を、生活のなかで実感し認識することが難しくなってきています。このプロジェクトは、会津の地場産業が持つ文化の歴史を再確認し、東京造形大学と地元職人や企業とが協力して、会津漆器と会津木綿の現在の可能性を探求する試みです。今回の企画展では、新たな発想や視点で創り出された漆器や木綿を通して、伝統的なモノに潜む現代的な魅力や価値の素晴らしさ〈ワンダフル!〉を体感してください。この試みが、伝統文化と皆様を次世代へと繋げる時間になれば幸いです。

 

関連企画

 

●うるしの器の特別企画1:「ちょこっとゴハン」

料理研究家・長谷川弓子さん(「天然生活」料理コーナー連載中)監修により、割烹・田季野が調理した「菊花俵むすび・吸い物・香の物」を、伝統工芸士三浦圭一さんなど職人の手による会津塗の器でお召し上がりください。漆の器の魅力を五感で実感していただくための特別企画です。

◎土曜・日曜・祝日限定1日20食(11:00~なくなり次第終了)

 

●うるしの器の特別企画2:「お菓子の時間」

東京・代官山にあるイル・プルー・シュル・ラ・セーヌのケーキと焼き菓子を漆芸家・飯塚佐喜子さんの器にのせて、特別ブレンドのコーヒーとともにお楽しみください。イル・プルー代表のパティシエ弓田亨さんは会津若松出身です。

◎10:00~16:00(会期中常時)

 

会場=スペース・アルテマイスター 

〒965-0862 福島県会津若松市本町9-23

営業時間=10:00−18:00  火曜定休  入場無料 ※最終日は16:00まで

お問い合わせ=地場産品魅力向上アートイベント企画委員会 

電話 0242-26-4622(アルテマイスター保志内)

※10月4日(土)は15:00までとなります。

 

 
椀ダ布ル展 漆と木綿のあれこれ