東日本大震災から早いもので5年目の春となりました。
アルテマイスターでは、その出来事を深く受け止め毎年祈念企画展を開催して参りました。
第1回目は2012年に開催した伊藤慶二「3.11鎮魂展」この展示会で祈りの象徴とも言える
「木幢」がスペース・アルテマイスターに設置されました。第2回目の2013年には大熊町から会津に避難され、今では人気者の会津木綿のテディベア「あいくー」や「しまくま」を作っている會空さんがたと「あいくー祈り」を作りました。第三回目は2014年、震災をきっかけに福島の花の写真を撮り続けていらっしゃる野口勝広さんの写真展「ふくしまの花」を開催。たくさんの方にご来場いただき好評をいただきました。第4回目の2015年には硝子作家の林久美子さんの「心の硝子・器と灯」展を開催。作品の展示の他、ご本人にガラスにライブドローイングしていただくイベントもございました。
第5回となる今年は、皆様と共に思いを受け継ぐ祈りの場をささやかではありますがご準備させていただきました。ご参加くださった方と祈りの時間を共に過ごすことができればと思っております。
